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求人が多い介護業界、即戦力の資格もあり、転職成功。

転職体験記 no.013:

中年 50代 60代 転職 成功 介護 
  • S.S.さん(当時44歳)
  • 前職:社会福祉業界・ケアマネージャー+介護職員 年収440万円
  • 現職:社会福祉業界・介護職員 年収500万円
  • 転職期間:約1ヶ月・応募:3社・面接:3社
  • 利用したサービス:ハローワーク
  • 成功?失敗?:成功。

44歳・単身者、介護職は好きだがケアマネ業務に疑問がでて…

Q1:年齢・性別および家族構成は?
A1:44歳の男性です。1人暮らし、少し離れたところに両親が住んでいます。

Q2:前職は何ですか?また前職の年収は?
A2:社会福祉施設の介護職です。ケアマネージャーも兼任していました。年収は440万円でした。

性格はわりと穏やかなほうで、人と争うことは好きではありませんし、組織の中でも人間関係をうまく作れるタイプです。

学生時代から人と接する仕事がしたかったので、福祉系を迷わず選択。学校も福祉系で、卒業と同時に「介護福祉士」の資格が取れたので、就職時には職場を選べるほどに求人がありました。今でもそうですが、男性の介護職にはいつも一定の需要があるので、仕事には困らないんですね。

学校卒業後は、老人介護の入居施設である「介護老人保健施設」で仕事を始めました。介護職は夜勤もありますし、時間が不規則で体力的に大変ですが、好きな仕事でもあったのでとくに不満もなく働いていました。自分でも介護職が向いていると感じていましたので、やりがいもありましたね。

介護の現場から離れ、デスクワーク中心…本当にしたいことか?

Q3:転職理由は何ですか?
A3:兼任していたケアマネ業務に限界を感じて、介護職一本に絞りたくなったからです。

仕事を始めて5年たったころ、「ケアマネージャー試験を受けないか?」といわれて受験。これが一回目の試験で合格してしまい、施設内のケアマネージャーの仕事も兼任することになりました。

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x.xさん

ケアマネージャーの仕事を始めてみてわかったのは、想像以上にデスクワークが多いこと。

入所者さんのところに行って話したり、状態を見たりして、現状の状態をチェック。その後、「要介護認定の申請」をすることになります。

入所者さんと話して様子を見るのは良いのですが、その後の作業は殆どがデスクワーク。しかも、当時は働いている施設に専任のケアマネが自分一人しかおらず、パートケアマネさんが担当しきれなかったぶんもカバーしたので、いつの間にか「ケアマネ業務」がメインとなり、介護の現場から離れてしまうことが多くなりました。

これがけっこうなストレスになり、やはり介護の現場に戻りたくて転職を決めました。

Q4:転職期間と、実際に応募した会社数・面接数を教えてください。
A4:転職活動には1カ月。ハローワークで探しました。求人数が多く、やりたい仕事・条件の良い職場を選べたのは有利でした。

実際の転職活動は、まえの老人保健施設を退職してから始めました。少し疲れていたこともあり、転職活動+休養のつもりで、のんびりさがそうかと…。

求人は、ハローワークでさがしました。介護職はつねに人手が足りていない業界で、求人は何を見てもたくさんあるんです。しかし、やめてからは、とにかくのんびりしたかったので急がずに探しました。やはり心身ともに疲労がたまっていたのだと思います。

とはいえ、求職活動を始めたらすぐに「来てほしい」という職場が見つかり、前職を辞めてから1か月で再就職。

思ったよりも短期間で仕事が決まってしまい、ちょっと休養が足りない気分で働きはじめました。仕事があったのはありがたかったのですが、もう少し休んでから転職活動を始めればよかったな、とちょっと憂鬱な気分になりましたね。

切り札は「国家資格」と「転職後の明確な目標」。

Q5:転職活動中に感じたことは何でしょう?
A5:やはり国家資格は強い!資格持ちで明確な目標があるのなら、転職をすべきです。

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x.xさん

介護職や医療職においては「資格」がすべてです。

それも国家資格であることが大前提。私の場合は「介護福祉士」+「ケアマネージャー」という2つの国家資格があり、どちらも即戦力の資格であったため、より有利な転職活動ができました。

さらに「介護の現場に戻りたい!」という明確な目標があったので、転職面接でもアピールがしやすく、職場側にも熱意が伝わったのだと思います。

Q6:転職後の職種・業務内容・年収を教えてください
A6:有料老人ホームの介護職として働いています。年収は500万円にアップ。

3か所ほどの面接を受け、施設内をみたうえで、今の有料老人ホームに決めました。入居施設は国からの補助金などもあって人件費に振り分けるお金が多いので、給与面でも待遇が良くなりました。

なによりも今の職場では、介護職一本で働けるのでストレスがありません。
介護申請などは系列病院のケアマネが担当しますので、現場の仕事だけで終わります。余分な残業もありませんし、働きやすいと思います。

40代以上の「なんとなく現状に我慢できないから転職…」はNG。

Q7:今回の転職は成功したと思われますか?
A6:成功したと思います。給与面はもちろんですが、なによりも、やりたい仕事だけに絞り込めたのが大きいですね。

私は成功したケースだと思いますが、同じように転職を考えている40代以上の人には、「とくにやりたいことはない」「明確な目標はない」「なんとなく現状に我慢できないから転職したい」なら、今の職場に踏みとどまったほうがいい、とアドバイスしたいです。

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仁志水ぎわ

介護職は求人があふれていますが、ほかの業界は厳しい。これが事実です。

よほどスキルや資格が充実していない限りは、転職は慎重に考えるべきでしょう。