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希望の仕事で本人は成功、収入ダウンで家族的には失敗の転職体験。

転職体験記 no.012:

転職体験記 男性 50代 スポーツトレーナー 笑顔
  • T.Bさん(当時52歳)
  • 前職:スポーツ団体のチーフトレーナー、年収1,000万円
  • 現職:病院の理学療法士、年収800万円
  • 転職期間:2カ月・応募:1社・面接:1社
  • 利用したサービス:友人の紹介
  • 成功?失敗?:家族的には失敗。
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agenasubi

今回はN・Mさんの奥さまに、妻から見た夫の転職について答えて頂きました。

理学療法士の資格を活かして、スポーツ選手たちのために働く。

Q1:N.Mさんの紹介をお願いします。性格や経歴についても教えてもらえますか?
A1:52歳の男性です。わたし(妻)と娘の3人暮らしです。

真面目で穏やかな性格である反面、信念と闘志を秘めたコツコツタイプでもあります。本人がアスリートであった経験があるからなのかもしれません。

理学療法士という国家資格を持っています。

Q2:前職について教えてもらえますか?
A2:スポーツ団体でチーフトレーナーとして働いていました。年収は1,000万くらいです。

プロスポーツを運営する団体で、チーフトレーナーとして働いていました。 選手たちへの怪我予防の指導や管理、故障してしまった選手のリハビリ、トレーニングメニューの考案などが、主な仕事でした。

年収は、最終的には1,000万円くらいです。職場への不満を聞いたことはありません。休みは多少不定期ですが、家族的にも申し分のない仕事でした。

もっと幅広く人の為に働きたいという志を胸に転職活動へ。

Q3:転職の理由は何ですか?
A3:医療業界で理学療法士の仕事がしたいという本人の希望が転職の理由です。

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おくさま

私に相談するかなり前から、「スポーツトレーニングだけではなく、日常生活に戻れなくて苦しんでいる一般の患者さんのために働きたい」と考えていたようです。

休みなどが不定期だったので「もう少し自分の時間を持てる余裕のある生活がしたい」という理由もあったようですが、転職へのいちばんの動機は「さらにやりがいのある新しい仕事」だったと思います。

スポーツ業界での人脈が最大の武器。頑張った分だけ次に繋がる。

Q4:転職期間、応募数や面接数など、転職活動はどうでしたか?
A4:求職活動は2カ月余りです。友人の紹介なので、応募も面接も1社で決定しました。

何年も前から転職を視野に入れていたので、実際に転職活動をしている間も本人としては特に不安などは無かったようです。新しいことを始めるという希望に満ち溢れていたように感じます。

求人情報などを利用したわけではなく、スポーツ業界にいたころの友人に紹介して頂き、リハビリ専門の病院に採用して頂けました。

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おくさま

業界での人脈があり、夫のために動いてくれる友人がいるのは、それだけ前の仕事で頑張って、周りの人に認められていたからだと思います。

やはり収入の減少は大きな痛手。成功とは言えない転職結果。

Q5:転職後の職種・業務内容・年収を教えてもらえますか?
A5:リハビリ専門病院で理学療法士として働いています。年収は800万円です。

リハビリテーション科を持つ病院に正社員で登用され、理学療法士として働いています。患者さんのリハビリと治療を行っています。

やりたかった仕事ができて、本人はイキイキしています。休みは不定期ではありますが、前のように長期間ずっと家にいないということがなくなったのも、良かった点だと思います。

残念なのは、年収は下がってしまったことです。現在は800万円くらいです。

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おくさま

子供の教育費や家の修繕費など、これからさらにお金が必要になるこの時期の200万円の収入ダウンは、かなり家計に響きます。

Q6:今回の転職は成功したと思われますか?
A6:妻であるわたしからすると、失敗だったと思います。

正直申し上げまして、今回の転職については失敗だったと思います。収入のダウンについては、本人も成功ではなかったと認めています。

それでも、希望の医療業界で新しい経験を積めて行けることは、本人にとって価値のあることですし、そこに関しては成功だと思うようにして、家族として応援していきたいと考えています。

Q7:中高年での転職についてどう思いますか?
A7:転職の理由と結果を十分に考え、確実な成果を前提に行う必要があると思います。

ヘッドハンティングされる場合のように、転職後の状態がしっかり把握できる転職なら良いと思いますが、さまざまな理由で自分から転職する場合、転職後の展望がしっかりするまでは、踏みとどまった方が良いのではと思います。

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agenasubi

転職を考えるとき、 「踏みとどまるという選択肢を最初から外してしまわないことも大切なのかもしれませんね。

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