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飲食業界一筋の同業転職体験記。自分の料理の腕を信じて年収アップ。

転職体験記 no.002:

男性 40代50代 転職体験記 笑顔
  • N.Yさん(当時43歳)
  • 前職:イタリアンレストランの料理長、年収270万
  • 現職:クラブのフロアマネージャー、年収380万
  • 転職期間:1カ月・応募:2社・面接:2社
  • 利用したサービス:ハローワーク、求人情報誌(フリーペーパー)
  • 成功?失敗?:やりたい仕事と年収アップ、両方手に入れ自分的には成功。

転職前:仕事内容には満足、現実生活では不安。

大好きな料理を純粋に追い続けた20代。

20代前半から、飲食業界一筋で働いてきました。好奇心旺盛で積極的に行動するタイプです。仕事休みには弾丸で世界各地を巡り、珍しい料理を発見しては帰国後に自分で作ってみるという料理修行の旅が好きでした。この自由気ままな巡業は、私の料理の腕だけでなく、語学のスキルも磨いてくれました。英語、仏語、イタリア語に関しては、日常会話および料理関係の専門用語においては、ほぼ問題ないレベルだと思います。

調理全般を任されるやりがいのある仕事。

40代のころの職場は、小さなイタリアンレストランです。私は料理長として、食材のオーダー、仕込み、調理、さらに新メニューの考案まで、幅広い仕事を任されていました。語学力を駆使して外国人のお客様の対応をすることも多く、やりがいのある仕事だったと言えます。

転職の理由:仕事に見合った給与が欲しい。

年齢とともに増えていく将来への不安と。

当時の私の収入は、 朝8時から夜10時まで働いて、年収272万円(うちボーナス2万)ほどです。独身の一人暮らしなら、好きなことを好きなようにできる仕事に満足していたかもしれません。

しかし、そのころの私には妻と2人の娘がいました。 長女5歳、次女2歳で、これからなにかとお金がかかることは容易に予想できます。今の収入では、4人の家族を養っていくのは難しいと感じていました。

職場の将来にも希望を抱けずに退社。

個人経営の小規模なイタリアンレストランであったため、料理人は私を含めて2人だけでした。ちょうどそのころ、競合となり得る規模の小さな洋食系チェーン店が東京に次々に出店し、私の働く店では徐々に来客数が減っていきました。売り上げが下がったのでスタッフを減らす。スタッフ1人1人の負担が増えるが、給料は上がらない。まさに悪循環に陥っていました。

職場への不満と将来への不安、何よりも低い収入をなんとかしたいと思い、転職を決意しました。

転職の難しさ:マイナス要素と自信と。

調理師の資格がないというマイナス要素。

私は調理師免許を持っていません。ハローワークに行きましたが、大手の飲食店では調理師の資格が必須であることがほとんどです。

現実的にはマイナス要素であったかもしれませんが、それが転職活動の妨げになるとは感じませんでした。自分の料理の腕に確固たる自信があったからです。また、常に前向きな自分の性格も助けてくれたと思います。

自分の料理は旨いという自信。

資格こそありませんが、何十年も飲食業界で料理を作り続けてきたという自負もあります。やはり、自分で料理を考案し、調理し、提供するという好きな仕事をしたいと強く思いました。

語学力を活かして違う業種を探せば、良い条件の仕事もありましたが、私がそれを選ぶことはありませんでした。

転職の分岐点:語学スキルを活かした転職。

「調理全般をやらせてもらえる環境」「語学力を武器にできる職場」そして「前職よりも高い給与」。この3つの目標を中心に据えた時、やはり大手の有名レストランではなく、規模は小さいが活気があり、外国人のお客様が多い小規模レストラン、クラブ、バーなどがねらい目だと考えました。

外国のお客様が多い街をインターネットなどで調べ、渋谷、新宿、六本木、麻布あたりに的を絞り、それらの駅に置いてある求人情報のフリーペーパーを集めて条件の合う求人に応募したところ、案外すんなりと、2社目で転職に成功し、アルバイトからのスタートでしたが、すぐに正社員になることができました。

転職後:目標は達成するも、少し不安が残る結果に…

現在、私の立場は「フロアマネージャー」であり、前職と同様、調理全般を任されているほか、バーテンダーとしてカクテルを作ったりもしています。

職場は希望のエリアにあるクラブです。日々、外国人のお客様を相手に自分の語学スキルを発揮しています。また、語学力を更に磨く場所としても適しているように思います。

年収は390万円(うちボーナス10万)で、前職よりはかなりアップしました。

比較的若い方々が働いており、 様々なイベントやパーティーが開催され、非常に活気と熱意に溢れた職場です。自分の性格にあった、やりがいのある職場だと思っています。

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okusama

妻です…。 クラブなのでほぼ夜勤なんです。年齢的にも体力的にも「いつまで続けられるのか」という不安も少しあります。

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N.Yさん

しばらくは、ちょっと無理しながらこの職場で精進していくつもり。「いつかは独立して自分の店を持つ」が今の目標。頑張ります。

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