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ナナメ読み:雇用ビッグデータが地方を変える by 梅屋真一郎

雇用ビッグデータが地方を変える  梅屋真一郎

私自身はスマホで職探しはしたことがないし、若い人のデータの方がより現実に近いかもしれません。

にしても、「スマホを通して得られる職探し検索」から潜在的移住希望者の動向をデータ化し、「採用サイト情報」と照らしていくという試みは、純粋に興味深く、大いに利用できそうです。

雇用ビッグデータが地方を変える

著者: 梅屋真一郎
略歴: 野村総合研究所未来創発センター制度戦略研究室長。1965年山形県生まれ。東京大学工学部卒業、同大学大学院工学系研究科履修。野村総合研究所入社。投資信託窓販や確定拠出年金などの制度調査・業務設計や金融機関の各種新規事業企画業務などに携わる。
出版社: 中央公論新社
発行日: 2018/12/10
  • 雇用ビッグデータとは何か
  • 「地方創生」の成果が上がらないのはなぜか
  • ひとの流れ」で見る地方の実態
  • 四七都道府県の雇用ポテンシャル
  • 四七都道府県の仕事カルテ
  • 雇用ビッグデータの活用はすでに始まっている

人手不足が深刻なのは東京ではない—

地方間で激化する人材の争奪戦。隠れた勝ち組は石川県、負け組は? 「仕事探し」と「採用サイト」の膨大なデータで「ひとと仕事のミスマッチ」を47都道府県ごとに可視化し、それぞれに合った対策を提案する。

固いことを抜きにしても、都道府県対抗ランキングなどもあって面白いです。ついつい地元群馬をチェックしてしまいました。

よく「有効求人倍率」が取りざたされ、地方にも仕事はあると思われがちです。しかし「有効求人倍率」は公的機関であるハローワークのデータが元になっています。現代の職探しが、求人サイト・転職エージェント・企業サイトへの直接応募などが中心であることを考えると、そういえばこの指標はデータとして弱いですよね。

発見2点:

  1. 人の流れの東京への一極集中は、実は田舎からの流出ではなく、大阪・名古屋・仙台・札幌・福岡をトップに、地方中核都市が出どころ。
  2. 潜在的な移住ニーズは、実際の人口流出入とは逆の傾向にあり、東京在住者の4割は地方への移住を積極的に検討したいと考えている。

中央と地方が戦うとか、地方同士が戦うとかじゃない、なめらかな人の動きが可能になるといいなあ。。。