テキストの丸暗記はつまらないし、その後の実務に生かすことができません。キャリアカウンセリングに関する参考サイトの併せ読みをぜひどうぞ:
- 日本職業協会のHP
- 追ってUP予定。
システマチックアプローチ
ラポール・リレーションの構築から始める。
コーヒーカップモデル by 國分康孝
- リレーション構築
- クライエントの問題をつかむ
- 問題解決を試みる
ヘルピング by カーカフ
ヘルパー・ヘルピーwww
- かかわり:ラポール(準備・親身な関わり・観察・傾聴)
- 応答:言葉の応答による自己探索
- 意識化:自己理解
- 手ほどき:計画と実行
- 援助の繰り返し
マイクロカウンセリング by アイビー
マイクロ技法の階層表:
- かかわり行動:ラポール形成
- 視線を合わせる
- 身体言語(身振り手振り・体位)に配慮
- 声の質(大きさ・トーン・スピード)に配慮
- 言語的追跡をする(相手の話題についていく)
- 関わり技法:基本的傾聴の連鎖で話を深める開かれた質問・閉ざされた質問・はげまし・言い換えなど
- 積極技法:能動的関わりで問題解決を促す指示・論理的帰結・解釈・自己開示・助言・フィードバック・発言の要約
感情的アプローチ
来談者中心療法 by ロジャース
- クライエントの自己実現を非指示的・来談者中心で目指す
- 自己概念と経験→自己一致
- 傾聴の3条件:
- 自己一致・純粋性(精神的に安定し素の自分でいること)
- 無条件の肯定的配慮
- 共感的理解
- 【人格と行動についての理論】で19の命題を提唱自己理論(self-theory)
- 不適応から適応への変化
精神分析論 by フロイト
- 局所論:
- 意識
- 前意識
- 無意識
- 構造論:
- 自我(エゴ):現実原則
- イド(エス):無意識・快楽原則
- 超自我(スーパーエゴ):道徳原理
- アンナ・フロイトの防衛機制:
- 抑圧・反動形成・乖離・否認・投影・退行・同一化・摂取・合理化・補償・置き換え・昇華
その他:
- 抵抗分析
- 移転分析:感情転移
- 逆転移
ゲシュタルト療法 by パールズ
- エンプティチェア
認知的アプローチ
論理療法 by エリス
- ABC(DE)理論:
- 出来事(Activating Event)
- 信念(思い込み・Belief)
- 結果としての感情(Consequence)
- 反論(Disputing):非論理的な信念→論理的な信念
- 効果(Effect)
認知療法 by ベック
- 認知(自動思考)の歪みを修正する方法
行動的アプローチ
問題行動は、不適切な行動の学習・適切な行動の未学習に引き起こされる。
行動療法
- レスポンデント(古典的)条件付け:条件反射・パブロフの犬
- 系統的脱感作法(by ウォルピ):不安を階層化→拮抗制止(逆制止・リラックス)→暴露療法
- 主張訓練法(アサーショントレーニング):適切な自己表現ができるよう訓練していく
- オペラント(道具的)条件づけ:強化と罰
- シェイピング法:強化法 – 少しずつ段階的に目標を達成させて褒めていく
- トークンエコノミー法:強化法 – 条件をクリアすると報酬が得られる・スキナーのネズミ
- 嫌悪療法:失敗すると罰が与えられる
その他の個人が対象のアプローチ
- 現実療法:
行動は自らの選択であるとするグラッサーの選択理論ベース - 家族療法:
家族全体をシステムとしてアプローチしていく - 解決志向アプローチ:
問題や原因ではなくリソース(能力など)を活用して解決していく - ソーシャルスキルトレーニング(SST):
- ソーシャルスキル:聞くスキル・自己主張スキル・対人葛藤処理スキル
- トレーニング法:モデリング→ロールプレイ→フィードバック→改善点に基づくロールプレイ→般化
グループアプローチ
ベーシック・エンカウンター・グループ(BEG)
ロジャーズが開発した集団心理療法。ファシリテーター付きのフリートーク。
構成的グループ・エンカウンター(SGE)
國分康孝が、BEGにエクササイズとシェアリングを導入して開発した。
- 目的:他者とのふれあいと自己盲点の発見
- 3原理:
- 本音に気づく
- エクササイズを通しての自己開示
- シェアリング
- 4つのルール:
- 守秘義務
- 批判や評価をしない
- 発言を強要しない
- エクササイズを強要しない
参考図書はコチラ。
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著作権侵害に当たらぬよう、覚書程度のメモにとどめています。キャリコンあるいは受験生なら、この程度のメモで復習になっちゃう。はず。