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ナナメ読み:労働経済白書 平成30年版・労働経済の分析-働き方の多様化に応じた人材育成の在り方について by 厚生労働省

労働経済白書 労働経済の働き方 多様化 人材育成

私が特に関心のある、中高年・女性・フリーランスのこれからの働き方について知りたいと思い、まずは【労働経済白書】なんてのを紐解いてみました。

Check! 労働経済白書 平成30年版 労働経済の分析厚生労働省

焦点が人材育成にあるので、ドンピシャリで私の疑問に応えてくれる内容ではないものの、お役人さんが頑張って作ってくれたありがたい資料。

なんならコチラの要約版だけで事足りるのでは、、、とも思いますが、多分役人界ではボリュームも重んじられるのでありましょう。

女性や高齢者の労働参加が進み、賃金は増加傾向。

労働経済白書 経済産業省 労働力 白書

労働経済白書(抜粋):

一般労働者の賃金(平均値)に着目すると、女性や高齢者の労働参加が進む中、これらの労働者比率の上昇は全体の賃金水準(平均値)に対してマイナスに寄与しているものの、女性や高齢者の賃金水準自体は増加している。

厚生労働省HP

働き盛りの男性との比較ではまだまだ平均賃金は低いものの、女性・高齢者の賃金それ自体はは上がってきているようです。

働く気さえあれば、未来はけっこう明るそうだと言えると思います。

細く長くはたらくということ。

労働経済白書 経済産業省 労働力 白書

金銭的な理由以外が年を追うごとに増えていきます。

そういえばちょうど先日、Bloombergにこんな記事が。

50歳以上になったら、今まで培ってきた経験値をいかに活かしていくか、別のことにつなげていくか、に注力することが鍵だと思います。

転職斡旋業者や人材派遣会社は、えてしてその人の履歴書を見て一番高く売れる方法しか提案しません。担当者はノルマを抱えているし、売り上げをあげて1円でも多く家族の元に持ち帰るのが、彼の仕事だからです。だから、自分たちにとってコスパの悪い(給料が低い・決まる確率が低い)求職者は、簡単にポイします。自分の利益にならないから。

ええ、ウチの会社もそうです。どうぞ、リクルーターなんてそんなもんだとお見知りおきください。

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canimayo

でも、これからの時代はね。

中高年のマンパワーをもっとフレキシブルに活かしていくべき時代。働く方にとっても、雇用する側にとっても。

たとえば証券アナリストなら、パートタイムでスタートアップ企業の財務監督をするとか。工場長なら、全く別の業界、たとえば介護施設のマネージャーとしてチームをまとめるとか。コンビニ経験者なら、コンビニ利用者に高齢者が増えていることもあり、時短にして働きやすい環境を作れば、末長く働くことができそうです。

職を転々としてきてこれといったキャリアがないよ、なんて場合も、ちゃんと経験値は溜まっています。たとえば、「人と話すことが好き」とか「手作業が割と得意」とか「子供や孫の面倒を見るのが得意」とか、それらは全部活かせます。ていねいに雇用先と繋いでいくことができたら、もっと細く長く楽しくはたらける人が増えるはず。

人材派遣会社やハローワークの担当者は、もっともっと先を見て勉強しなくてはなりません。企業が望む人材を紹介するだけなんて旧体制、変えていかないと。

【限定正社員】が高齢者雇用のキーワードのひとつ。

ざーっと目を通してみて、本年度版労働経済白書の特徴として【限定正社員】への注目が挙げられます。本資料で56回も限定正社員という用語が出てきますが、昨年度はたった1回。

限定正社員については、大和総研のレポート:
勤務時間限定で高齢者の雇用拡大へ「多様な正社員」の普及で女性や高齢者の活躍を進めよ
がわかりやすい。

Check! 勤務時間限定で高齢者の雇用拡大へ大和総研

【多様な正社員】のほうが【限定正社員】よりいい感じに聞こえるな。。。

個人事業主としての働き方。

厚生労働省HP(抜粋):

IT の進展に伴い、柔軟な働き方を選択することが可能となる中、必ずしも会社に属さず「雇用によらない働き方」が広がっていくことが見込まれ、こうした働き方もキャリアの選択 肢となる可能性がある。

厚生労働省HP

私は特に、私と同世代からの世代、つまり現在50代以下で今後高齢者に移行する世代にとって、自営・個人事業主・フリーランスという選択肢は大きな可能性を秘めていると考えています。

厚生労働省は「雇用によらない働き方については、必ずしも十分に実態が把握できて いない 」らしいです。

もう少し、ナナメ読を続けます。